ストックストックでは、版画家の関雅治氏にコミュニケーションツールとして、版画を使ったコンセプトグラフィックを描いて頂きました。防災備蓄をしておくことで安心な気持ちを絵画で表現したものです。
建物は屋根から木が生えていて、生命力が感じられるものとなっています。建物の中には、ストックストックの横に灯りの下に人も動物たちも安らいでいます。これはストックストックが安心を感じさせ、人の命を救う手助けになりたいという想いを込めたものです。
作品はポストカードにして、ショールームや展示会などで配布いたします。
日本版画協会会員、日本美術家連盟会員
1957 | 東京生まれ |
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1985 | 多摩美術大学大学院版画科修了 |
2019 | 個展 MBmore(台北) 個展 REJENT TAIPEI、中山藝廊 (台北) |
2018 | 個展 銀座Oギャラリー |
2017 | 2人展 「版畫陶花源」(Yangxi Art Gallery 台北市、台湾) |
2016 | 台湾、韓国、日本現代版画展(台湾) イタリア日本現代版画交流展展(東京) |
2015 | 報告展 チェコからの風(松戸) |
2014 | トリビューナ・グラフィック2014(クルージュ、ルーマニア) 日本美術の祭典HORICE2014(ホジチェ、チェコ)日本・イタリア現代版画交流展、対峙する刻・風(北イタリア、東京) |
2013~2014 | 日本、イタリア版画小品展 「10+10」 (松戸、イタリア) |
2012 | ノブォシビルスク・ビエンナーレ(ロシア)招待出品 |
2011~2012 | 日本・イタリア現代版画交流展 伝統と革新(パドブァ、東京) |
2008~2009 | ポルトガル、オランダ、日本現代版画交流展(群馬、ポルト、アムステルダム) |
1986〜 | 個展多数開催 |
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1996〜 | 国際交流展に多数参加 |
コレクション | マンガセンター(クラコウ、ポーランド) 国立台湾師範大学芸術学院 版画中心 多摩美術大学 大学美術館 |
ここ5〜6年、川瀬巴水、笠松紫浪、吉田博などの、明治中期から昭和時代に浮世絵の近代化を目指した、いわゆる新版画に惹かれている。描かれている情景も、それを刷り出す卓越した木版画の印刷技術にもとても惹かれるのだ。 美大の版画科時代は、その伝統的な木版画らしさよりも革新的な表現や技法を良しとされていたように思う。 今この年になって一番版画らしい水性木版画での表現に到達した。 彫刻刀の彫りの表情、気温差、湿度、紙の湿し、絵具と水の量、プレス機やばれん印刷の手加減など制約があるが、それが新鮮で面白いのだ。
stock-stockのコンセプトに”安心安全”が挙げられるが、その先にあるのは”安らぎ” です。 それは私の作品の中にこれまでも見え隠れしているのだが、余計なモノを描き込んでそのテーマがぼやけないように、たとえば文章や言葉で説明し過ぎて、肝心なものが伝わらないことがないようにする感覚で、整理しながら下絵を描いた。
コロナ禍の中、安らぎは家にあると思う、Houseというより Home 。
夜の温かな灯りの灯る家、昼間の木影に抱かれるように佇む家。ここには安らぎがあります。
もう一つの私の仕事に人間観察がある。 これも20数年前、版画の制作が手につかず、何もしたくなくて街を彷徨う日々を送っていた時期があった。 疲れると喫茶店の片隅で本を読む気も起こらず、コーヒーとタバコ(やめました)で時間だけが過ぎ、ただ人々を見て過ごしていた。 落書きのような日々の雑感を書いていた白地のノートに、私の網膜を通してその人が妄想のようなエスカレートした画像に変換されたら描き直し無しが出来ないペンで描いた。そして家に帰り水彩で着彩した。
アイロニーだったり、同情や愛情、エロス、ノスタルー……、私の中にある毒を武器に人間を観察していたと思うし、今もなお断続的に続く仕事です。( 関雅治 )
株式会社長田製作所 ストックストック事業部
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