2023年9月1日は関東大震災が発災して100 年。災害が発生したときのシミュレーション動画の紹介します。
今年の9/1日は関東大震災が発災して100年目になります。日本の地震災害がなくなることはなく、必ず起きる出来事であることは間違いがないことから、事前に災害が発生したときのことをイメージできるようにするのが、企業の災害対策であるBCP対策のスタートだと個人的には考えています。
YouTubeでは、内閣府防災担当やNHKや高知県が作成した地震災害シミュレーションやドラマなどの動画を見ることができます。ここでは、南海トラフ地震関連の動画3つと首都直下型地震の動画を1つご紹介します。
もくじ
東海地方在住の4人家族をモデルとして、最初の地震発生から、次の巨大地震に備える7日間の様子を描いた動画です。
南海トラフ地震は、駿河湾から遠州灘、熊野灘、紀伊半島の南側の海域及び土佐湾を経て日向灘沖までの南海トラフと呼ばれる海底の溝状の地形を構成するエリアに発生する地震です。
西側で発生した場合に東側で発生する可能性もあるため、西側で発生した際に東側の「事前避難対象地域」では1週間、安全な場所に避難する必要があります。
動画では、1週間の企業でのBCP対策の話や、避難所での生活などについて解説しています。
この地震災害シミュレーション動画では、南海トラフ地震が発生した場合、どのような被害が想定されるのか、どうすれば被害を軽減できるのかをCGを使用した映像でシミュレーションしています。
高知県在住の主人公の順子が夫が仕事で会社にいって、夫の両親と2人の子供で家で過ごしているときに南海トラフ地震にあってしまうシーンから始まります。高知県は海沿いの街が多く、順子が住んでいる家も海から近いため、地震後に発生する津波から逃れるため高台に避難し、避難所での生活で発生する出来事や、仮設住宅での出来事などを紹介する動画です。
この動画では、首都直下地震が発生した場合、どのような被害が想定されるのか、どうすれば被害を軽減できるのかをCGを使用した映像でシミュレーションしています。
私は若い頃に阪神淡路大震災を自宅で経験したので、地震災害が発生した場合、どのようなことが起こるかなどを比較的イメージできます。ただ、もう28年前の経験なので記憶も薄くなってきています。とはいえども、地震災害がなくなることはなく、企業も個人もなんらかの対策を行う必要があります。
そのようなときに、災害が発生したときをイメージできる地震災害シミュレーションなどの動画があると、BCP計画を立てるときなどに「災害発生後に行うべき初動対応」などを想像しやすいと考えます。今回紹介した動画はいずれもわかりやすい動画なので、ぜひ一度ご覧いただきたいと思います。(災害備蓄管理士 鳥居)
P2P地震情報・気象庁データより取得
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